2024/11/30
Wishes come true<その1>(blog No.11)
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2024/03/19
マズローの欲求5段階説とは、
アメリカの心理学者アブラハム・マズロー(A.H.Maslow)によって考案された理論。
マズローは人間を「自己実現に向かって絶えず成長する生き物」とし、
「生理的欲求」「安全欲求」「社会的欲求」「承認欲求」「自己実現欲求」の
5つに階層化し、低階層の欲求が満たされると、
より高次の欲求を満たそうとする人間の心理を説いた。(図参照)
ただし、より高次な欲求に移行するために、現時点の欲求が100%満たされる必要はないとした。
階層ごとの意味は次の通り。
第1段階:「生理的欲求」
生命を維持するために必要とされる本能的な欲求。
あらゆる欲求の中でも最も優勢なもの。
食欲、睡眠欲、性欲など。
第2段階:「安全欲求」
身の危険を守り、安心して暮らすことへの欲求。
経済的な安全や思想の自由なども含まれる。
第3段階:「社会的欲求」(帰属と愛の欲求)
集団への帰属と友情・愛情を求める欲求。
愛したいという欲求も含まれる。
第4段階:「承認の欲求」
認められたい、尊敬されたいという欲求。
他者からの承認・尊敬だけでなく、自己承認、自尊感情も含まれる。
第5段階:「自己実現の欲求」
理想の自分になりたいという自己実現の欲求。第4段階までの欲求を満たしても人間は
自分にふさわしいと思うことをしない限り、新たな不満が生じる。
人間が究極的に満足を得るのは
「自分が潜在的に持っている可能性を実現できたときであろう」とマズローは説いた。
また、マズローは晩年、「自己実現の欲求」よりもさらに高次な欲求があると発表した。
それは「自己超越欲求」と呼ばれ、自己だけでなく、
他者を大切にする利他の欲求である。
具体的には「寛容」、「慈善」、「弱者救済」などが挙げられる。
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