ピースオブマインド

COLUMN

コラム

2024/03/19

マズローの欲求5段階説(mini column (1))

マズロー欲求5段階説

マズローの欲求5段階説とは、
アメリカの心理学者アブラハム・マズロー(A.H.Maslow)によって考案された理論。

マズローは人間を「自己実現に向かって絶えず成長する生き物」とし、
「生理的欲求」「安全欲求」「社会的欲求」「承認欲求」「自己実現欲求」の
5つに階層化し、低階層の欲求が満たされると、
より高次の欲求を満たそうとする人間の心理を説いた。(図参照)
ただし、より高次な欲求に移行するために、現時点の欲求が100%満たされる必要はないとした。

階層ごとの意味は次の通り。

第1段階:「生理的欲求」
生命を維持するために必要とされる本能的な欲求。
あらゆる欲求の中でも最も優勢なもの。

食欲、睡眠欲、性欲など。

第2段階:「安全欲求」
身の危険を守り、安心して暮らすことへの欲求。
経済的な安全や思想の自由なども含まれる。

第3段階:「社会的欲求」(帰属と愛の欲求)
集団への帰属と友情・愛情を求める欲求。
愛したいという欲求も含まれる。

第4段階:「承認の欲求」
認められたい、尊敬されたいという欲求。
他者からの承認・尊敬だけでなく、自己承認、自尊感情も含まれる。

第5段階:「自己実現の欲求」
理想の自分になりたいという自己実現の欲求。第4段階までの欲求を満たしても人間は
自分にふさわしいと思うことをしない限り、新たな不満が生じる。
人間が究極的に満足を得るのは
「自分が潜在的に持っている可能性を実現できたときであろう」とマズローは説いた。

また、マズローは晩年、「自己実現の欲求」よりもさらに高次な欲求があると発表した。
それは「自己超越欲求」と呼ばれ、自己だけでなく、
他者を大切にする利他の欲求である。
具体的には「寛容」、「慈善」、「弱者救済」などが挙げられる。

COLUMN LIST

最近のコラム一覧

2024/12/26

Wishes come true<その3/最終>(blog No.14)

(A)リバティ ロンドンに着任してからの問題会社C社はどうなったの?   (B)オヤカタ 駐在期間にC社はどうなったかを話します。そのあと、Lauraのことです。 MITSUIの承諾を得て、CAS社子ども服事業…

2024/12/26

よくまとめられたゴール(mini column(6))

NLP(Neuro-Linguistic Programming)のセッション、 「よくまとめられたゴール(Well-formed Goal)」をご紹介します。 まず、望ましい状態のために以下5つの条件があります。 この…

2024/12/17

英国初上陸(blog No.013)

(A)リバティ 今日は英国初上陸の話だったよね。   (B)オヤカタ 関係会社C社からの「買収提案」のための英国出張です。 目的地はC社のあるリーズ(北イングランド)。 なんとリーズ到着までに30時間以上かかり…