2024/11/30
Wishes come true<その1>(blog No.11)
(A)リバティ 前回ブログは、「Lauraのことで、Big Newsが届いた」で終わったよね。 Big Newsって、なに? (B)オヤカタ 今日はその話だね。 僕は3年6ヵ月ロンドンで勤務しました。もっと…
2024/11/21
(A)リバティ
今日は、Lauraのこと話してくれるんでしたよね。
(B)オヤカタ
そうそう、ロンドン店勤務時代に僕をサポートしてくれたLauraのキャリアから話しますね。
(A)リバティ
わたしと同じ秘書だったLaura、楽しみ!
(B)オヤカタ
Lauraはロンドンから電車で1時間半ほどかかるエセックス州のハイスクールを卒業し、18歳のときにタイピストとしてMITSUI UK、TEXTILE Dept(繊維課)に採用されました。
一番若いスタッフです。父親より年上の日本人GM、二人の英国人ベテランManager、年配の女性スタッフのもとで仕事を始めました。
明るく、前向き、気配り上手なLauraは、MikeというハンサムでベテランManagerに指導を受け、タイピストの仕事から一般事務、貿易業務、営業アシスタントの仕事も手がけるようになったそうです。
ハンサムなMikeは僕が赴任したときには、定年退職していましたが、エージェントとして一緒に仕事をしてくれました。
(A)リバティ
ハンサムなMike!会ってみたい。
(B)オヤカタ
残念ながら、ツアーの大分前に病気で亡くなられ、再会できなかったです。
彼に初めて会ったときのことが忘れられません。僕のところに来られて、直立不動の姿勢で、「Yes,Sir. Mr.Murata」、といわれたときは、「お~、英国紳士ってこれか。ジェームズ・ボンドみたい」と思いました。
(A)リバティ
ジェームズ・ボンド?しらにゃい。
(B)オヤカタ
そうだね。ゴメン、Lauraに戻ります。
僕がロンドン店に赴任したとき、Lauraは入社して15年ほど経っていたと思います。
繊維課のスタッフは、僕をヘッドに、オックスフォード大学留学経験もあるManagerリュウ君、あとの5名は英国人女性でした。
Lauraは事務職のリーダーとして、英国人スタッフの取りまとめや英国内ビジネスを担当していました。ITにも強く、次々に導入される新しいITシステムのチーム責任者を務めてくれました。このとき、テレックスからEメールに通信手段が変わりました。
(A)リバティ
テレックス?はてにゃ?しらない。
(B)オヤカタ
そうだね。30年前の話だからね。
着任早々、Lauraは僕のところに来て、いろいろなことを話してくれます。新しい上司である僕にいろいろアピールしたかったのでしょう。でも、僕は、前任のGMトオルさん(ロンドン勤務8年の先輩)のようにいきません。
Lauraはすぐにわかり、僕向けの話し方で、いろいろな情報を提供してくれました。我々日本人には伝わりにくい英国人スタッフの心情なども丁寧に教えてくれました。Lauraの存在は大きかったです。
また、彼女は、二人の娘(4歳と1歳)のママさんでもありました。
片道1時間半の電車通勤、朝早く出勤して仕事にとりかかります。昼休みは、デスクでリンゴ一個をかじり、あとは一心にその日に片づける業務に集中です。
終業時間は17時。
よほどのことがない限り、定時に仕事を終えて帰ります。家族全員で食事を取るのが英国では当たり前なのです。Lauraの旦那さん、Stuartは料理、家事、DIYの名人でした。毎晩7時には一家4人で食卓を囲んでいました。
(A)リバティ
へ~、いいね。オヤカタも毎晩、ファミリーとゴハンでしょ。
(B)オヤカタ
う~ん、残念ながら、イエスとは言えないね。
ほぼ毎日、お客さんの接待がありました。
夕方5時過ぎにオフィスをうろうろすると、デスクにいるのは、日本人だけでした。
(A)リバティ
ワーカホリック・ジャパニーズだね。
(B)オヤカタ
ワーカホリック(Workaholic)、よく知ってるね。「Work」(仕事)と「Alcoholic」(アルコール中毒)を合わせて作られた言葉、「仕事中毒」だね。
海外店は日本国内店に比べれば、ましだったけど、英国人のように定時にスパッと帰宅する日本人はいなかったね。
当時、日本からのお客さんが多く、「接待」は海外店の大事な仕事でした。ロンドン店の場合、主に会食。
ときたまカジノでした。
Lauraに戻ります。
彼女は、前向きにいろいろなことをやってくれました。
人間的にも、能力的にもすぐれた女性でした。僕は、3年6ヵ月駐在したのですが、彼女との仕事のエピソードはたくさんあります。
そして、僕がロンドン勤務を終え、日本に戻ってしばらくして、LauraのことでBig Newsが届きました。とても嬉しかったです。
「やったね~Laura」です。僕によく話してくれたことに関係することでした。
(A)リバティ
え~、にゃになに、どうしたの。
(B)オヤカタ
OK、次回のブログで話します。
Look forward to the next BLOG, Please !
最近のコラム一覧
2024/11/30
(A)リバティ 前回ブログは、「Lauraのことで、Big Newsが届いた」で終わったよね。 Big Newsって、なに? (B)オヤカタ 今日はその話だね。 僕は3年6ヵ月ロンドンで勤務しました。もっと…
2024/11/21
(A)リバティ 今日は、Lauraのこと話してくれるんでしたよね。 (B)オヤカタ そうそう、ロンドン店勤務時代に僕をサポートしてくれたLauraのキャリアから話しますね。 (A)リバティ わ…
2024/11/12
(A)リバティ フロイト博物館のあと、どこへ向かったのですか? (B)オヤカタ 2011年7月8日、午後3時に博物館を出て、ロンドン駐在時代に一緒に仕事をしたLauraのオフィスがあるロンドン北西部、エセッ…